2011年10月17日

まだまだ復興は終わっていない

仮設住宅での作業も夕方には終え
次の日に出島(いずしま)に手製のストーブを設置するための
U字溝を拾いに出かけ、だいじょうぶ屋に戻ってきました。

その後近くの旅館にお風呂だけ入り疲れを癒し
だいじょうぶ屋に戻って食事の支度。

手製のストーブを囲みながら缶ビール片手に
震災復興の在り方やボランティアについてなど様々な話をしながら、
夜は更けて行きました。



ボランティアの数はだいぶ減ってきているようです。
震災から日数も経過していることもあり
なんとなく遠く離れた場所では、ボランティアに行ってもすることあるのかな?
なんて思うこともありますが、まだまだ人手は必要なんですね。

                    Kosuke

  

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2011年10月14日

これから寒くなってくるので。。

初日の出島(いずしま)での作業は半日作業。
潮のこともあり、早々に終わってしまいました。


まだまだ人が住めるような状況になるには先が長そうです。。



船に乗り、今度は仮設住宅の作業に向かいます。

先発隊と合流し早速作業再開!

最近ニュースでも取り上げられていましたが
宮城県の仮設住宅の冬対策は全く行われていないようですね。

作業途中に仮設住宅に住んでいるお母さんから
お昼をごちそうしてくれるということでお昼御飯を頂くことに。

初めて仮設住宅にお邪魔しましたが
生活するには最低限の設備で、冬になるとより一層生活が大変になりそうです。

今現地の人たちが一番用意したいものはストーブとこたつだそうです。
ストーブもできれば石油ストーブで電気を使わないものが良いそうです。

これから物資を送ろうと考えている人は是非ストーブを!
(僕たちも今回ストーブを物資として持って行きましたよ)

                      Kosuke  

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2011年10月13日

救援物資を送るなら・・

さて出島(いずしま)に到着し作業開始です。
今回は人手も少ないことから、漁師小屋にある物資の整理や片づけがメインです。


写真の通り、漁師小屋と海岸はこれだけ離れているのですが
やはり地盤沈下の影響によって大潮になると小屋の中まで
水浸しになってしまうそうです。

今回は廃材を使っての棚を製作し、海水が入り込んでも
物資が浸らないように片づけていきます。

この写真の地面が濡れているところにはもうひとつテントが張ってあり、
その中に救援物資などが運ばれていましたが、下にあるものは
ほとんど水浸し状態になっていました。

震災当時、何かできる事をしなければと思い
いろんな人が動いて物資を送るための協力をしたと思います。

僕も実際被災地に届いている現状の物資を見て
送る側も様々な想いで送ったけど、
受け取る被災地では想像以上に大変な状況で、送る側と受け取る側
それぞれをちゃんと把握する必要があるんだなと感じました。

せっかく集まった物資がゴミになってしまわないようにね。

                           Kosuke

  

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2011年10月12日

地盤沈下の影響

時間になり港へ向かいます。

今回は出島(いずしま)での撤去作業と仮設住宅に住まれている方から
作業要請もあって2つに分かれて、それぞれの場所に向かいました。


潮の影響もあり、出港は7:30.
港が地盤沈下してしまっているため、潮が満ちてしまうと
港まで海が広がり、漁船が乗り上げてしまうため
潮が引いている時間を狙っての出港です。


もちろん潮の満ち引きがあるので作業時間も限られてきます。

                            Kosuke  

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2011年10月11日

だいじょうぶ屋の状況

9月中に来た台風の影響でテント村だったこの場所はあっという間に壊滅状態。
ただボランティアを受け入れるためにも何とかしなければと
この仮設住宅を急遽自分達の手で作ったそうです。


だいじょうぶ屋には新しい仲間が増えていました。
津波に家が流され、迷子になっている犬を
殺処分一歩手前のところでだいじょうぶ屋に救われたそうです。

とってもかわいい犬で人懐っこく、全く吠えません。
おそらく震災前には人に飼われていたことがすぐに分かります。


だいじょうぶ屋には新たにU字溝で作られたストーブができていました。
10月上旬でもこのストーブ1つでは寒すぎましたが、
それでもなければ生活していくには過酷過ぎます。

現地はこれからもっと寒い冬を迎えます。  

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2011年10月08日

瓦礫の山

瓦礫の受け入れなどのテレビの報道にもあるように、
車を走らせて目に入ってくるのは大量の瓦礫の山。
しかも想像を超える量の瓦礫の多さに圧倒されます。



これが東北地方の沿岸部にはずっとあるわけです。
ニュースの報道で聞く政治家の方々には現実を良く考え
行動してほしいものです。

                 Kosuke  

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2011年10月07日

自然のちから

だいじょうぶ屋に到着すると辰ちゃんが出迎えてくれます。

朝5:30にも関わらず、めっちゃ元気。
辰ちゃんとはこの人。(いい写真がなくごめんなさい)


この日は出島(いずしま)へ漁師さんが出す船の出港時間は8:00
出港まで時間が余っているので、辰ちゃんが「めっちゃいいもの見せてあげるわ、車に乗りぃ」と
車に揺られ数分。着いた場所は瓦礫の山に囲まれた小さな川でした。




そこには良く目を凝らして見るとサケが産卵のために川を上っています。
震災から半年経ち、そこには少しづつですが自然も元に状態に戻ろうと
次の命を育んでいました。

地元の人が言うには今までこの川でこんなことはなかったようです。


産卵を終え力尽きたサケ




                            Kosuke  

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2011年10月06日

自分達で守る地域防災さんの活動

先週末の10月1・2日に自分達が守る地域防災で行っている
ボランティア活動に同行し、再度宮城県の女川町でボランティア活動を行ってきました。

現在、自分達で守る地域防災で行っている活動は
復興の手伝いをしたいが現地にいけない方々に変わって
ボランティアサポート基金を集い、
お金はないがボランティア活動をしたいという学生さん達を連れて
現地に赴き復興の手伝いをするという活動を行っております。

自分達で守る地域防災会議

この活動を通し自分達の住んでいる地域の防災の意識を高めてもらったり
被災地域を肌で感じて、自分達は今何ができるかを自発的に
考えてもらいたいという想いで活動されています。

今回は学生2人を乗せ、計4名でお世話になる「だいじょうぶ屋」を目指して
金曜日の夜22:00に出発。

夜通し高速を走り明け方には宮城県に到着しました。



                         Kosuke  

Posted by 市民団体 ど村の会 at 09:08Comments(0)ボランティア活動

2011年09月29日

東京電力どうなってるの?

またちょっと許せないニュースがありましたので
こちらに記載させていただきますね。

東京電力が実際の費用より6000億円も原価を釣り上げていたことが判明

自由化されていない家庭用の電気料金は、電力会社が今後1年間にかかる人件費や燃料費、
修繕費などの原価を見積もり、一定の利益を上乗せして決めるそうです。
(朝日新聞社ニュースより抜粋)

これでは何されていても当然僕たちにはわからないことですよね。
原価に一定の利益を上乗せするようになっているから・・

こんなことではもしかしたら他の電力会社でも
同じようなこと行われてるんだろうな・・

ま~推測ですけどね。。

さらには今回の被害の賠償があるから
今後また電気料金を上げる話も出てきていますが
上げる必要すらないんですねってことがよくわかりました。

                      Kosuke

  

Posted by 市民団体 ど村の会 at 11:48Comments(0)原発

2011年09月28日

浜岡原発周辺には津波が集中する!?

ちょっと前のニュースですが浜岡原発周辺の御前崎辺りは
地震による津波が集中する地形だそうですよ。

浜岡原発:「津波集中」の立地 東大地震研が海底地形分析

中電は堤防を高くしたりと安全性を高めると言っておりますが
果たしてその効果はどのくらいあるのでしょう?

ついこの前は上関原発の町長選も原発推進派が勝利したそうですが
そもそも使用済みの核燃料の処分方法も分からない状況で
推進も何もないですよね。

浜岡原発の使用済核燃料もまだあることですし
せめてその処分方法が確立してから
原発をどうするだとか、堤防を高くするだとかの
話し合いを行ってほしいものです。

                  Kosuke  

Posted by 市民団体 ど村の会 at 10:34Comments(0)原発